作 きむらゆういち、花之内雅吉
絵 石川泰史、石川由香里
訳 大向久子
点図監修 野々村好三
出版社 京都中ロータリークラブ・京都洛中ロータリークラブ
出版日 2007/03/21
本体 -
ISBN13 -
ISBN10 -
紹介文
当作品は、2006年に社会奉仕活動団体「京都中ロータリークラブ」の創立15周年記念事業の一環として作られた紙芝居『うみがみえたよ』(作:きむらゆういち、絵:花之内雅吉)を点字・点図化したものです。
全国の盲学校や図書館238箇所に贈呈されました。
主人公、タンタを励ました、みんなの声を、あなたも聞いてみませんか。
あらすじ
森でいちばん高い木のまわりで、クマくんやキツネさん、ウサギさん、ブタくん、タヌキのタンタが遊んでいました。
そのうちみんなが木を登りはじめました。
いちばん小さいタンタは、初めはためらっていましたが、登ってみるとおもしろいので、どんどん登りました。
みんなは心配してとめるのですが、その声がとどかない高さまで登ってしまい、とうとうてっぺんまで、一人でついてしまったのです。
タンタはそこですばらしい景色を見ましたが、ふと下を見るとその高いこと高いこと、とても怖くてなってしまいます。怖くて降りれなくなってしまったタンタは、目をつむって木にしがみついてしまいます。
さあ、たいへん。
このままタンタは、誰かに助けられなければ、ずうっと木にしがみついたままなのでしょうか?
いいえ、タンタは励まされながら、いろいろなことを思い出しながら、自分で高い木から降りてきます。
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