ボクが絵本作家になるために、良い影響を与えてくれた作家の本。第7日目は、この1冊!

河口湖にとってもステキなリゾート温泉ホテルがある。

部屋のベッドのヘッドボードに寄りかかりながら、目の前に河口湖、そしてその後ろに富士山を眺めることができるというロケーションが素晴らしい。

そのホテルに行こうとすると、途中にこれまたステキなカフェがある。

そのカフェに隣接された美術館が、ダヤン美術館。

一階がグッズショップ。二階が美術館になっていて、池田あきこ氏の作品の数々が、ところせましと並んでいる。

「こんなに、自分の絵が描けたら」
「そしてこんな美術館に飾れたら」

もうボクにはあこがれでしかない。

そう思っていた池田氏と、いつしか友人になってしまっていた。

池田氏は、妹さんと、ボクの椿山荘での展覧会に来てくれたり、歌舞伎『あらしのよるに』も観に来てくれた。ボクも、空まちのダヤン展や、レンガ倉庫の展覧会も観に行った。
ダヤン30周年の記念誌の原稿も書いた。

そんなある日、池田さんから電話が来た。

「ダヤンを書いてくれない。」
「え?ボクがダヤンを?」

という訳で、ついにあのダヤンの文を担当することになったのである。

美大の絵画科のボクが文。
青学の国文科の彼女が絵。

人間、大学がいかに関係ないかという見本だねと二人で笑った。

その本は、早々に第2弾も出て『ねこねこてんてい なぞときダヤン』シリーズとなって出版された。

そんな彼女の作品『ダヤン、わちふぃーるどへ』を7冊目に選びたいと思う。

きむら ゆういち

バトンは、親しい方がほぼチャレンジに参加済みのため、1冊ごとに指名せず、ボクの事務所のスタッフであり、ゆうゆう絵本講座の講師&絵本作家の『おくやまひでとし』さんにバトンを繋いでます。

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【7日間ブックカバーチャレンジ 目的と基本ルール】

●読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する
●本についての説明はナシで表紙画像だけアップ
●都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする
(ルールは各自アレンジOK)

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